土地の査定方法|無料の土地査定とは?査定前に知っておくべきポイントと注意点を徹底解説!

売却を検討している土地にどれぐらいの価値があるのか、長年その場に住み続けていたとしても素人目で判断するのは難しいでしょう。土地の価値を知りたい場合は不動産会社が行う査定がおすすめです。売却価格の概算などを知ることができます。

不動産会社が行う査定で土地の価値を見極めよう

土地の価値を知る方法には、無料査定と有料鑑定の2種類が挙げられます。無料査定は不動産会社が行う査定となっており、売却価格をつけるために不動産会社が提示するものです。

一方で、不動産鑑定士は有料鑑定を行ないます。売却の予定がないけれど価格を知りたいといった場合には、不動産鑑定士の有料鑑定を利用することになるでしょう。

有料鑑定では一般的に20万円ほどの料金がかかるため、土地の売却を考えている場合には、不動産会社が行う査定が使いやすくなっています。不動産会社としても査定は絶好のアピールの場所となっており、媒介を引き受けるための営業活動の一種です。媒介を引き受けることができれば、仲介手数料が見込めます。

査定を頼んだ不動産会社が高い評価をつけてくれた、担当者の印象が良かったなどの理由で土地の媒介を任せる方も多いでしょう。売主は不動産会社選びの一環として、不動産会社が行う査定を無料で利用することもできます。

土地の査定には取引事例比較法などが利用される

査定前の注意点としては、書類の準備や境界線の確認、相場の確認などが挙げられます。無料で査定してくれる不動産会社が決まったあとに準備をしようとしても、書類の用意などに時間がかかる可能性があります。登記済権利証や公図、測量図、さらには権利書や実印なども必要なため、余裕をもって準備することが大切です。

書類の準備など査定前の注意点が完了したら、算出方法についても確認しておきましょう。土地の査定に対しては一般的に取引事例比較法が算出方法に利用されてます。

対象となる土地と似た土地の過去の取引事例に基づき、平均単価などを算出する方法となっています。土地の価格は状況によっても変わるため、参考にする取引事例は3ヶ月から半年程度に絞り込むのが通例です。

他の算出方法には収益還元法や原価法などがありますが、こちらは主に投資物件や建物に対して利用されています。不動産会社が土地に利用する場合は、取引事例比較法がメインになるでしょう。

不動産会社の査定を活用して土地を売却しよう

多種多様な物件を取り扱ってきた不動産会社では、土地の査定も引き受けることができます。売却を迷っている場合は査定前の注意点などを抑え、複数社に頼んで価格を確認すると良いでしょう。